田尾典丈・著、 ReDrop・イラスト、ＧＡ文庫。
７月２日（木）読了。
二次元フェチの清一が少しだけ三次元に歩み寄ったかもしれない頃。
クラスに現れた一人の転校生。
彼女こそが、清一が二次元フェチになる切っ掛けのトラウマを与えた少女だった。
だが、その様子はどうにもおかしくて……
エロゲから大切なことを色々学ぼうという意欲作。多分。
ちょっと清一が意固地過ぎて寒々しい感じもありますが、まぁ、周りがいいですな。初芝のキャラが完全に黒くなってる気がしないでもないのはともかく。とはいえ、やっぱり足りない。圧倒的に足りない。ここは『終末の過ごし方』や『ぱいめが』……って前も書いた気がしますが、せめて『こみっくパーティー』を見習うべきときではなかろうかと思うのですよ。由宇、あさひ、南さん。
ともあれ、これだけ謎をひっぱたら次もあるということなので先を楽しみにしたいと思います。
てなところで同作者連続ですが『虚構戦役の戦導師《アンシミュレイテッド・インキュベーター》３ 進撃の刻』です。
