西尾維新・著、 VOFAN・イラスト、講談社。
7月31日(金)読了。
親切《おやぎり》守《まもる》はその名の通り『何かを守る』仕事を志し、大手警備会社に就職する幸運を得た。
だが、職場となった美術館で出会った三人が彼に転機を与えた。
白髪の眼鏡美女。
幼き画家。
偏屈な芸術家。
その出会いが、彼に与えたモノは……
忘却探偵、素敵眼鏡さんの掟上今日子シリーズ第二弾。なるほど、忘却するから物語もリセットできるのですね……という訳で前巻の隠館君は出てこないで親切守君の物語。芸術家絡みはミステリの定番でもありますが、なるほど、最速の探偵はこういうロジックになる訳ですな。こういうミステリも善いですねぇ。って、ミステリなので内容は語れないという抽象的感想。
てなところでこっちの次は『人類最強の初恋』です。