田尾典丈・著、 ReDrop・イラスト、GA文庫。
10月17日(土)読了。
三次元お断りの処女厨であり隠れオタクの新宮清一。
彼は、柄にもなく誤解に基づく綾女の悪い噂を駆逐するためにあれこれと骨を折ったり、その性癖の元凶と向き合ったりしながら日々を過ごしていた。
だが、不意におかしな噂が立ち始める。
それは、自分に関わる噂だからと特に問題視していなかったのだが……
誤解、無責任な噂、そういったものがテーマなのでありますかねぇ。非常に解り易いラブコメでありますな。また、主人公も共感できるキャラですね。特に119ページ最後の部分は大きく頷きました。その通りです。あってはいけません。
あと、三つ編み眼鏡の武闘派副会長が凄く気になるのでもっと描写して欲しいですねぇ。まぁ、生徒会は今後も関わってきそうなのでこれからに期待であります。
てなところで次は『屍者の帝国』です。