西尾維新・著、竹・イラスト、講談社ノベルス。
10月22日(木)読了。

決裂と出会いの狭間。
放浪する零崎一族の鬼子、零崎人識は『小さな戦争』に巻き込まれる。
現れたのは、『裏切同盟』。忌むべき『呪い名』の徒党。
どうやら、人識を『自殺願望《マインドレンデル》』零崎双識と勘違いして命を狙って来ているようだが……

人識の放浪の中で起こった事件。命からがらながら、それでいて傑作な事態。
次々襲いかかる『殺し名』とは異なる不可思議なアタック。新手の『呪い名』か? という感じでそこから何とか切り抜けていくような……って、うん、ジョ●ョだ、これ。
なんだかんだでお人好しというか、人識の純粋な在り方を示す物語であったかもしれません。戯言ですがね。

てなところで、こっちの次は順当に『零崎人識の人間関係~戯言遣いとの関係』です。

零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (講談社ノベルス)

西尾 維新
出版社:講談社
発売日: 2010-03-25