西尾維新・著、竹・イラスト、講談社ノベルス。
10月31日(土)読了。

京都を震撼させた、連続通り魔事件。
十二人の犠牲者を出した凶悪事件の犯人は、未だ捕まってはいない。
一方で繰り広げられていた、大学生の絞殺事件。
それらの事件の裏で、関わったり関わらなかったり犯人だったりするのは……

ようやく、人間シリーズ完走。ふむ、こういう落としどころですか。
主な時間軸は、『クビシメロマンチスト』の頃。かつて出張中のホテルで読んだ記憶がありますねぇ。しかしまぁ、あの事件の舞台裏がこうなっていたとは……別に意外でも何でもない訳ですが、それよりも玖渚と人類最強のシーンが一番の見どころという気がしないでもない。人類最強も形無し。
とまぁ、適当なことを書いたところですが、まだ人類最強シリーズがある訳なのでしばらくは2002年3月2日にジュンク堂書店で出会ったこの世界との関わりはまだ続いていくのですな。

てなところで次は『掟上今日子の遺言書』。西尾維新の本が溜まっている……

零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)

西尾 維新
出版社:講談社
発売日: 2010-03-25