一ノ瀬六樹・著、ありえこ・イラスト、GA文庫。
5月19日(木)読了。
無人島でのあれこれから帰還した真理の前に、海外留学していたはずの憧れの先輩、雨宮ソラが現れた。
姉の友人であることから、一つ屋根の下で過ごすことになり浮かれる真理であったが、一度は告白して振られた身。女装して女子校に通っている間は、改めての告白なんてできない。なんとしても、ユリウス女学院の男女共学化を果たし、白きツメエリを来て告白するんだ、そう、想いを強くしていた。
だが、無情にもユリウス女学院では男女共学化を阻むような自体が勃発しており……
女扱いされ続けながら、更には女子校に女装して通うようになりながらも、男らしくあろうとした少年の物語、第一部、完。最後のあれは嵌まり過ぎて狡い。
TSものになるのでしょうが、男のはずのキャラの性別がもうよく解らなくなってるのですが、そういった曖昧さもまた持ち味なのでしょうな。
物語的には、強引に一冊で色々纏めた感じではありますが、一区切りは付いていますねぇ。まぁ、続きが出るかどうかは不明ですが、出たら読みたいと思います。
てなところで、次は『ゴブリンスレイヤー2』です。