裕時悠示・著、 Yan-Yam ・イラスト、GA文庫。
11月10日(金)読了。
業務命令でJKと付き合わされていた槍羽鋭二。
理性との世間体の抑止も虚しく、気がつけばJKと付き合っていた。
そんな彼は、八王子センター長への昇進が内々に決まったことを秘しながら、茶番とも言える社内の草野球大会に参加するのだが……
日本的な会社の駄目な面なんかをクローズアップしつつ、子供と大人の世界が違っているようで違ってないようで、そんな感じのことが描かれる物語でありますな。かつて社畜であることをよしとせずに自力で抜け出した身ではありますが、まぁ、こういう世界があることは傍目には見ていたわけで。そこを大真面目にやる滑稽さやらもよく描かれていますな。
ともあれ、いい感じの舞台を整えてきたので次が楽しみです。
てなところで次は『落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》13』です。