岩柄イズカ・著、咲良ゆき・イラスト、GA文庫。
6月7日(金)読了。

長い時を経て甦った魔法使い、アルカ=ニーベルグ。
再び世界を襲った危機を救うため、彼はその魔法の力を一人の少女に託す。
魔法使いとして少女を育てながら、アルカは魔法の失われた未来の世界を生きていた。
ある日、一人の少女を孤島で救ったのだが、彼女は魔法の力を持っていて……

なるほど、こう来たか、という第二巻ですねぇ。
ニアを巡る物語。でも、それは実は……って感じで、段々と明らかになる事実と、その積み上げで哀しくも熱い展開になっておりまする。こういうの、好物です。
書きたいモノを書いたようなあとがきに共感しつつ、やっぱり自分の好きを表現するのって大事だなぁ、と感じさせられた一冊でした。

てなところで、次は『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~』です。