アダチアタル・著、ニリツ・イラスト、GA文庫。
8月29日(土)読了。
マジカルランドの惨劇が終わり、クリスマスが近づいていた。
鈴蘭と真奈との日常が仮初めに過ぎないと思っていた矢先、危機的な事実を知らされる。
マジカルランドの惨劇の元凶、魔女かなめが未だ生きているというのだ。
面会を求めたかなめとあった蒼馬は、驚くべき要求を受けて……
命を奪い合うことを宿命付けられたジンクスを持つ者達の物語第三弾にして最終巻。
急ぎ足ではありましたが、ジンクスの在り方は中々よいものでしたねぇ。でもまぁ、ロストマンがなんか、こう、どうしようもない感じに落ち着いたのはちょっとかわいそうな感じではありました。でもまぁ、そういう奴だからこそあんなことをしでかしたとも言える訳で、これはこれでいいのかもしれません。
ともあれ、鏤められたミステリネタにニヤニヤしながら楽しめるシリーズだったので、次回作にも期待。
てなところで次は『ハンガー・ゲーム2(上)』です。