海空りく・著、さくらねこ・イラスト、GA文庫。
11月19日(木)読了。
日本には、世界を変えるほどの七人の超人高校生がいた。
彼らが久しぶりに集まり共に飛行機に乗り合わせたのだが、謎の事故に見舞われる。
気が付いたとき。
彼らの周りには、明らかに日本、いや、地球とは違う世界が広がっていて……
七人七様に飛びぬけた才能を持った少年少女が中世レベルの異世界で自重せずにそれらの才能を発揮するに至る物語。
結構殺伐とした世界観で残酷な場面もあったりですが、まぁ、一部を除いて命のやり取りが当たり前の少年少女たちということで切り抜けるどころか、オーバーキルしていってますねぇ。なんというか、分厚いわりに急ぎ足で要所要所を描きつつ一冊で世界観を提示しきったって感じでありますな。ここからどう世界が動くのか楽しみです。
てなところで次は『のうりん11』です。