ヤマグチノボル・著、兎塚エイジ・イラスト、MF文庫J。
11月26日(日)読了。
ラ・ヴァリエールの末娘、ルイズはアンリエッタ王女の遊び相手を拝命していた。
幼い二人は喧嘩もするけれど、とても仲良しだった。
そんなある夜、一人っ子のアンリエッタは姉妹のいるルイズを羨ましいという。
それを聞いたルイズは……
惜しまれつつ作者が亡くなりながらも、そのプロットを引き継いで完結された『ゼロの使い魔』の特典などの形で発表された短編を纏めたメモリアルブック。
発表された時代が飛んでいるのもあってシリーズ全体を懐かしむことになる、正に『メモリアル』ですな。
遺稿となる最終二巻のプロットや、代筆者の言葉もあり、最後の〆に相応しい一冊でありました。
てなところでこっちの次は『伊達エルフ正宗4』です。