蝸牛くも・著、神無月昇・イラスト、ＧＡ文庫。
１２月２３日（土）読了。
銀等級でありながら、ひたすらにゴブリンを殺す。
ゴブリンスレイヤーは、今日もゴブリンを殺す。
だが、そんな彼にも仲間が出来た。
一年の時を経て、冒険者の訓練場が創られようとする頃。
出会った新人の冒険者に、何か思うところがあるようで……
TRPGのプレイヤーを自覚的な宗教観で繰り広げられる、ゴブリンスレイヤーさんの物語第六弾。今回もゴブリンを殺してました。
仲間が出来て一年が経って、その関係を決して疎ましく思っているわけでもなく、己を縛る鎖に雁字搦めになりながらも少しずつ受け入れようとしていって、今回は遂に後進の育成にまで乗り出していたり。彼の成長なのかなんなのかが見ていて微笑ましいですねぇ。でも、なんか最後にえらいことになりそうな要素が出てきつつも、結局は次もゴブリンを殺すのでしょうね。
てなところで次は『落第騎士の英雄譚《キャバルリィ》１２』です。
