蝸牛くも・著、神無月昇・イラスト、GA文庫。
4月17日(火)読了。

ふいに届いた手紙。
それは、妖精弓手の姉の結婚式の通知だった。
ゴブリンスレイヤーを頭目とするパーティーの一行だけでなく、友人たる牛飼娘、受付嬢も誘い、森人の住まう深き森を目指す。
冒険ではなく、友人の親族への祝いの場への出席が目的の旅行。
だったはずが、ゴブリンスレイヤー行くところにゴブリン有り。
否。
ゴブリンはどこにでもいるものだから……

ゴブリンスレイヤーの物語第七弾。
森人の感覚とのずれやら、そういったものが描かれつつも、まぁ、結局はゴブリンを殺す物語。
なんだかんだと打ち解けてきたゴブリンスレイヤーさんと、大いに毒された女神官といった赴きもありますな。
細々とニヤリとさせられるネタが仕込まれたりもしつつ、 TRPG 的楽しさに満ちた御華詩を最後まで楽しめました。

てなところで、次は続けて『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』です。

ゴブリンスレイヤー7 (GA文庫)

蝸牛 くも
出版社:SBクリエイティブ
発売日: 2018-03-13