西尾維新・著、 VOFAN ・イラスト、講談社 BOX 。
12月27日(月)読了。
ゴールデンウィーク。
暦は大型連休を特に喜ぶ出もなく、起こしに来た妹と戯れていた。
その後、出かけた先で偶然にも羽川翼と行き会う。
そうして、彼女の事情を知ることとなる。
そのときは、それだけだった。
だが、やがて事態は大きく動きだし……
遂に語られたゴールデンウィークの物語。
結末以外は経緯不明だった部分が明らかにされます。これはまた、羽川翼という『人間』の物語でもありました。阿良々木君の羽川への思いというか立ち位置というか、その理由が明確化する御華詩でもありましたねぇ。
馬鹿馬鹿しいネタに伏線が忍ばされていてさりげなく回収されていたりが楽しい内容ですねぇ。まぁ、辻褄の合わせ方というか色んなところがアクロバティック過ぎて真似したら怒られるようなネタのオンパレードだったようにも思いますが(;^^)
てなところで引き続き『猫物語 白』です。