刈野ミカタ・著、 Yuyi ・イラスト、 MF 文庫 J 。
4月1日(金)読了。
愛心の中二病的妄想と思われた吸血鬼。
だが、それはどこまでもリアルで。
遂に、姿を洗わず伝説の吸血鬼に冥利はその存在の危機に晒される!
果たして、そこでマコトはいかなる行動を選択するのか……
某生徒会オマージュな中に『吸血鬼』という要素を取り込んで展開するラブコメもこの三巻で完結となりました。何だか、色々と狡いなぁ、というのが正直なところ。結局、全体としてはシリアスな御華詩だったとも言えますな。マコトの在り方と、その本音を引き出す辺りのやり取りは中々に心地よいモノでもありました。何やら全裸と噂の作者の次回作に期待ですな。
てなところで次はミステリ分補充の為に『館島』です。