六塚光・著、カズアキ・イラスト、角川スニーカー文庫。
12月15日(月)読了。
バベルハイズ自然史博物館に舞い込んだとある依頼。
手を離せないテッキを残して、観光がてらサクラとエルバは西部のフォッグビルを訪れていた。
そこは、城塞に囲まれた象が支配する街だった。
成り行き上、謎の力を持つ街の支配者とトラブルを起こしてしまい、エルバ達は窮地に立たされて……
前巻で第一部・完、って感じだったので、今回は本筋の八眼争覇からは少し離れた中編と短編でした。
中編の方では前巻から時間軸が続いていて今後に絡みそうな内容もありながらも、やっぱり番外的な内容でした。とりあえず、テッキの無駄な努力は涙ものですね。短編の方は完全に番外的ですが、こちらの方が構成的には面白かったですねぇ。テッキの面目躍如と言うか、カエデが暴走するというか。
そんなところで次は『シゴフミ 3』です。