竹宮ゆゆこ・著、ヤス・イラスト、電撃文庫。
12月13日(土)読了。

修学旅行の事故の際、偶然にも大河の本音を耳にしてしまった竜児。
幸か不幸か、事故の後で暫く大河は学校を休んでおり、更に想いだけがループする。
更には、進路指導の問題で泰子と対立して竜児の悩ましい日々が続いていた。
身近な友人達が進む先を見ているのに対して、何も無い竜児は取り残される想いに苛まれて……

物語はどんどん佳境に入っていきますねぇ。
前巻で核心に迫っていましたが、それがどこへ着地するのか? その辺り非常に興味深いモノがありました。
亜美も、遂にというかようやくというか本当のところを少し見せ始めて、実乃梨にもそれが伝わって、事態は大きく動き始めましたねぇ。さてさて、この結末からどう続いていくのか? 気になるところで既刊は読み終えたので大人しく続刊の発売を待つのであります。

とまぁ、そんなところで次は『レンズと悪魔 7 魔神決壊』です。

とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)

竹宮 ゆゆこ
出版社:アスキーメディアワークス
発売日: 2008-10-10