西尾維新・著、 VOFAN ・イラスト、講談社 BOX 。
12月30日(金)読了。

紆余曲折を経て、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの命は神の手の平の上となっていた。
ただ、その期限まではまだ時間があった。
自らはともかく、暦のためにどうにか運命を変えようと奔走し始めるひたぎ。
手段を選ばない彼女がそこで選んだのは……

騙された! というのが多分、この作品に対してもっとも相応しい感想なのでありましょうな。これまでのセカンド・シーズンのあれこれが繋がって行き着いた場所。なるほど、こういう落としどころになるのですねぇ。これは、予想外のようで読んでいればまぁ、予感はさせられるものでしたが、この決着の仕方は、やっぱり西尾維新はミステリ作家だなぁ、と感じる次第。

とまぁ、そんなところで次は『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる4』です。

恋物語 (講談社BOX)

西尾 維新
出版社:講談社
発売日: 2011-12-21