高橋弥七郎・著、いとうのいぢ・イラスト、電撃文庫。
2月26日(日)未明読了。

遂に成されようとしている創造神の大命。
その企みに一石を投じるべく推参したシャナ達フレイムヘイズ。
混戦の体を為す御崎市に、更に現れる”紅世の王”。
神と共に目指すその悠二の計画の根幹を揺るがす闖入者に、自体は混沌とし……

長き時を経たフレイムヘイズと”紅世の徒”との戦いの結末。
それは、悠二とシャナの出会いが全ての始まりで。
どんどん規模は大きくなっていきましたが、だからこそ際立つ二人の御華詩。
大風呂敷ではありましたが、ある意味そこまでしてしまったことが、この物語の面白みかもしれません。
読み始めたのはある程度巻数を重ねた後でしたが、6年以上の長きに渡り読み続け、ここまで辿り着いた充足感はありますな。

てなところで次は『声優のたまごが、俺の彼女だったようです。2~カラダだけの関係!? 浮気の中身は大事です~』です。

灼眼のシャナ〈22〉 (電撃文庫)

高橋 弥七郎
出版社:アスキーメディアワークス
発売日: 2011-10-08