花花まろん・著、双龍・イラスト、GA文庫。
2月28日(火)読了。

藤崎拓真は、声優のたまごの百瀬まいの恋愛経験値を積む協力として彼氏彼女の関係を演じていた。
だけど、まいと共に過ごす内に本当に惹かれて演じるのではなく本物になりたいと、思い始めていた。
そんな矢先、とある切っ掛けで、いつの間にかまいと同じ声優事務所の研究生にされていると知らされる拓真。
しかも、初仕事はとんでもない内容だった。
乗り気ではない拓真だが、共演者はそんな半端な態度に機嫌を損ね、一つの提案をしてくるのだった……

声優としての仕事と学生の両立の中、繰り広げられるラブコメ第二弾。
拓真の流されつつもどうにか本命に戻ろうとしつつ、まいの気持ちを測りかねて踏み込めないとか、そんなもどかしさがいい塩梅であります。今回の新キャラもいい感じで絡んできましたが、それより、もうちょっとキラ子に活躍させて上げて欲しいと思わないでもない(;^^) タイトルであれこれ云われてましたが、内容的には中々心地良いラブコメであります……まいが常時眼鏡っ娘ではなくどちらかというとネガティブに眼鏡が扱われていることを除いては。

てなところで次は『あるいは現在進行形の黒歴史~殺戮天使が俺の嫁?~』です。