西尾維新・著、 VOFAN ・イラスト、講談社 BOX 。
１０月５日（日）読了。
卒業式も終わり、合格発表までの間、何者でもない自分に心許なさを感じていた阿良々木暦。
妹たちももう起こしてはくれず、一人で起きた朝。
洗面所で見た己の姿に異変を感じて……
終わった物語の余録。緩いような、後日譚というか前日譚というか、そういう御華詩。
別に読まなくてもいいような構成ということですが、これまで総復習と『花物語』への布石とか、中々に興味深い。でも、一番のインパクトは老倉育。こんな老倉の姿が読めるだけでも価値がありますな。完全に別人ですが(;^^)
そして、終わったような終わらないような感じですが、それよりも『掟上今日子の備忘録』が凄く気になります。ヒロインが眼鏡っ娘！
てなところでこっちの次は『 Fate/prototype 蒼銀のフラグメンツ』です。
