田中芳樹・著、道原かつみ・イラスト、徳間ノベルス。

自由惑星同盟と無意味な戦闘を繰り返す銀河帝国。
その中にあって、全宇宙の覇者を目指す若干十九歳の少年がいた。
一つ上の赤毛の副官とともに、彼は着々と武勲を上げていく。
これはまだ、ラインハルト・フォン・ミューゼルだった頃の物語……

金髪の孺子の下積みというか、本編の前日譚的な物語ですな。
本編読了後に読むと、みんな元気で仲が良いのが感慨深い。(小並感)
後にあれこれある人達の絡みも暗示的というか、これがああなるのか、と思ったり。
同盟側は余り活躍の場がなかったですが、それは次ですかね。

てなところで、次は手元にないので『七星のスバル7』引き続きです。

銀河英雄伝説外伝〈1〉 (トクマ・ノベルス)

田中 芳樹
出版社:徳間書店
発売日: 1986-04