Schuld・著、ランサネ・イラスト、オーバーラップ文庫。
6月1日(水)読了。

セス嬢を巡る大立ち回りの裏で、エーリヒの雇い主アグリッピナの身にとある問題が生じていた。
次期皇帝により空白地の伯爵に任じられたのである。
大いに荒れつつも引き受けざるを得ないと諦め、手腕を振るうアグリッピナ。
当然、丁稚のエーリヒもそれに巻き込まれるわけで……

アグリッピナクローズアップな巻でありましたな。あの目、そうなってたのかぁ。
神話技能持ってそうなところは既に示されてましたが、その先があれか。確かにぶっ壊れでありますな。
相変わらず人外ばかりのヒロインは四本腕の百足娘という色々拗らせたのが出てきましたが、まぁ。
いずれ、マルギットと出会ったらどんなことになるのやら。
おまけのヘンダーソンスケールの方もアグリッピナでよき。こういうのができる仕組みなのも楽しいですな。

てなところで、次は『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!8』です。積んでたの崩すターン。