西尾維新・著、竹・イラスト、講談社ノベルス。
2月23日(木)読了。

玖渚盾。誇らしき盾。
彼女の母は元青色サヴァンの玖渚友、父は戯言遣い。
だけれど彼女は全寮制の女子校に通う一般人。
帰省の途上、とんでもない邂逅を果たすなんて、思いもよらず……。

まさかの戯言シリーズの派生ではなく『続き』。懐かしいというかなんか覚えのあるセルフオマージュ的なものもありつつ、それなりに本格っぽいミステリになってるようななってないような。   人類最強のあれこれは既に過去になってたりもしつつ、そこから名前の音をもらった盾はまぁ、そういう方向性なのですな。とある大説のキャラを思い出したのですがネタバレなので控えます。
ファンサービス的な感じではありますが、このまま続くのかどうなのか? その前に人類最強の続きは出るのか? 楽しみに待ちたいと思います。

てなところで次は『虚構推理短編集 岩永琴子の密室』です。