劉慈欣・著、早川書房。 4月9日(日)読了。

ある絶望からの宇宙への干渉は、地球への侵略艦隊を招くことになった。
科学技術の発展も阻害され、四百年後の艦隊到着を待つばかりの地球人類。
最後の希望として、三体世界を欺き地球を勝利へ導く面壁者が選出され……

想像以上のスケールのでかい御華詩でありますな。贅沢にSFのガジェットを使いたくるというか。スペースオペラ的な要素を出しつつのタイトルロールは非常に残酷でもあり。ネタバレを避けると語れることも限られますが、前巻に比してエンタメ性マシマシな二巻でありました!

そして、タイトルロールはぞっとするものでありますな。

てなところで、次は『三体Ⅲ 死神永生』です。