鳥羽徹・著、ファルまろ・イラスト、GA文庫。
6月23日(土)読了。
小国ナタルの王子、ウェイン。
病に倒れた国王に変わり若くして摂政として国を取り仕切っていた。
対外的には仁徳に溢れた名君として、ナタル王国の未来は明るいと国民に評されていた。
だがしかし、彼の本音は……
やる気はないが才能が過剰にある王子のドタバタ国家運営ストーリー。
できるだけ楽ができるように冷静にロジカルに布石を打つも、周りが勝手に忖度して感情によって目論見がどんどん外れてってパターンの応酬ですな。
とりあえず、帝国大使だったフィシュさんの今後の活躍に期待するのです。
てなところで次は『のみとり侍』です。