暁なつめ・著、カカオ・ランタン・イラスト、角川スニーカー文庫。
10月20日(土)読了。
正式にキサラギの戦闘員として駐在することになった六号とアリス。
現地の調査に余念なく、地球の宇宙進出への橋頭堡とすべく任務を進めていた。
だが、ちょっとした文化の行き違いから隣国との戦争への突入の危機を招いてしまう。
六号とアリスは、事態の収拾のために奔走……するのか?
お気楽な異世界的惑星侵略物語第二弾。悪の組織の戦闘員という立ち位置からダーティーな戦略も堂々と使えるところが楽しいですな。でもまぁ、勝てばよかろうなのだって場面は多々あるわけで、日本人の誰も幸せになれない無駄な努力信仰への警鐘も含んでいると読み取ろうと頑張れば読み取れるかもいしれませんな。 ヒロインの扱いも大概ですが、それは作者のもう一作に通じるモノか……
てなところで、次は『スレイヤーズ16 アテッサの邂逅』です。