アイザック・アシモフ・著、ハヤカワ文庫。
11月5日(月)読了。

人類が宇宙に進出して幾星霜……
地球は資源に乏しい過去の星となり、人々は鋼鉄のドームに囲まれた都市の中に引き籠もり、徹底した管理階級社会を形成して細々と生き延びていた。
そんな社会に変化が起きていた。
高度なロボット文明を持つ宇宙人たちの圧力を受け、次第にロボットが人の仕事を奪いつつあった。
ロボットと人の確執が続く中で、一人の宇宙人が何者かに殺されるという事件が起き……

遥か未来の地球で起こる殺人事件。
なるほど。ロボットの在り方が非常に重要なファクターとなりつつも、これはミステリでありますねぇ。
今の時代ではオーソドックスではありますが、世界観との組み合わせでSFミステリとして楽しめる作品でした。
何より、やたらと推される本部長の眼鏡。アシモフは眼鏡でも世界に先駆けてたんや……

てなところで、次は引き続き『ゴブリンスレイヤー8』読みます。

鋼鉄都市

アイザック アシモフ
出版社:早川書房
発売日: 2013-08-25