田中芳樹・著、加藤直之・イラスト、徳間書店。
11月10日(土)読了。
民主共和制の最後の砦として、イゼルローン回廊で帝国軍との激しい戦いに突入したヤン艦隊。
帝国としては不要な戦争だが、戦いにこそ己を見出すラインハルトはその戦を求めたのだ。
圧倒的兵力の帝国軍に対して、魔術師ヤンはその戦略で渡り合う。
地の利を活かして帝国軍に大きな損失を与えたヤン艦隊であったが、圧倒的な戦力差は覆すこともできず……
不穏なタイトル通りというか、ずっと仄めかされてたのはこのタイミングだったか、と。
覚悟は十分にできていたものの、その上でキツイ方向に予想を裏切るとは……
ともあれ、銀河の歴史はどうなっていくのか? 目が離せなくなってきましたねぇ。
残り二冊。このペースなら今年中には最後までいけそうなので粛々と読み進めます。
てなところで、次はまだ手元にないので『ゴブリンスレイヤー8』読みます。