望公太・著、ななせめるち・イラスト、GA文庫。
11月20日(火)読了。

27歳社会人というちょっぴり(?)年上の彼女と付き合うことになった高校生の桃田薫十五歳。
年の差による世間体を意識しながらも、清く正しい交際をしていたのだが、そこに一つの波乱が。
同級生の女子が、薫に告白したのである。
勿論、薫は断ったのだが、それを聞いた彼女は……

年の差を軸にしていますが、実際は『高校生』と『社会人』という壁を乗り越えていく御華詩、ですな。
変にドロドロさせず、気持ちよい物語でありますな。
しかし、今回は、もう一人の主役並みに浦野が大活躍してますな。
こういう友人に恵まれているってのも、薫の幸運でありますねぇ。

てなところで次は『最果ての魔法使い』です。