裕時悠示・著、るろお・イラスト、GA文庫。 10月9日(土)読了。

父親の軛から遂に逃れた真涼。
自演乙の会長として彼女は部員たちにハーレムの答えを問い掛ける。
時は、受験・卒業シーズン。
修羅場は、どこへ向かうのか?

鋭太と春夏秋冬のヒロインの物語、遂に完結! ……と思ったら、後日譚がもう一冊でるようですな。
とはいえ、物語としては一区切り。 かつてのハレコメ全盛時に選ばれなかったヒロインの救済を掲げてハーレムエンドを目指す作品はいくつかありましたが、今作もらしい所へ行き着きましたねぇ。
なんだかんだで真涼と鋭太は互いに最大の理解者であるのは間違いないわけで、恋愛アンチの建前の元で、この結末はよいですな。
それぞれでらしく、高校卒業後の進路を歩んでいくのでしょう。
後日譚の最終巻も楽しみです。

てなところで、次は『パワーアントワネット』です。