西山暁之亮・著、伊藤未生・イラスト、GA文庫。 10月23日(土)読了。

扇動された民にギロチンへと追いやられたマリー・アントワネット。 全てを受け入れようとしていたが、子供に害を為すと聞いては黙っていられない。 王家の秘術でパンプアップしたマリー・アントワネットはギロチンを破壊し逃亡する。 そう、彼女こそが、筋肉《フランス》なのだ!

Twitter のネタがバズって受賞作より前に出たという稀有な御華詩でありますな。
史実を踏まえて筋肉で王政復古する物語、でしょうかねぇ。
とにかく勢いがあって、細けぇこたぁいんだよ! というエンタメでありますなぁ。
なんか、尊さと強さが絡んで、どことなく『高慢と偏見とゾンビ』を思い出したりもしましたね。 気がつけば2巻も出てるようなんで、いずれ読みたいですな。

てなところで、次は『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』です。