Schuld・著、ランサネ・イラスト、オーバーラップ文庫。 3月15日(火)読了。

エーリヒとミカは友人ツェツィーリアを救うために帝都地下水道を奔走していた。
命がけの逃避行の果てに、二人はツェツィーリアの事情を知り、彼女を帝都から脱出させるための作戦を練り始める。
かくして、更に過酷な帝都内でのシティアドベンチャーが繰り広げられるのだが……

四巻の下という形でページ数も多かったりしますが、いやはや、知らずにすごいコネを創ってしまいましたねぇ。
ニヤリとさせられるネタも相変わらず色々と仕込まれていますな。
流石に、理不尽なご主人様に仕えて吸血鬼にしてもらうことを夢見て世界を漫遊するようなことにはならなかったですが、まぁ、それよりある意味酷いことになった if はあったような。
もう既に次が出ているのですが、タイミング見て読みたい所存。

てなところで次は『ナイルに死す』です。