深水黎一郎・著、講談社文庫。 7月6日(月)読了。
年末の風物詩となった『ミステリー・アリーナ』。
莫大な賞金の掛かった謎解きに成功した者は誰もおらず、キャリーオーバーで遂に賞金は二十億に達していた。
これまではスポーツやら実業やらの分野から挑戦者を集めていたが、今回の挑戦者はミステリー・オタク。
深読みしまくった解答が次々に示されるのだが……。
映画が面白かったので原作も。
なるほど、これはミステリ小説だからこその内容ですねぇ。
最初から最後まで素人探偵たちの推理合戦のようなものがずっと続くのですが、その行き着く先はそういうことなんですな。
メタミステリとして色々とミステリに対する世間のあれこれを感じたりとかもありつつ。
映画はエッセンスだけで大分アレンジされていたのがわかりましたが、あれはあれで上手いこと映画としてエンタメに昇華していたなぁ、と。
てなところで次は『希望の糸』です。