成田良悟・著、エナミカツミ・イラスト、電撃文庫。
10月12日(金)未明読了。
拷問師と刀娘を中心に、様々な勢力を巻き込んだ大きな流れの片鱗が見え隠れする御華詩でした。
大きなテーマとしては刃を持つモノ達の戦いと、家族の絆。まぁ、アイザック&ミリアに匹敵するかも知れない方向性の違う新たなバカップル誕生の予感もありますが、こっちは規格外過ぎて話になりません。でも、言動は同レベルな気がしますが(;^^) しかしなんだ、物語破綻させないためには人類最強はこうでないといけないんでしょうがね。ああ、ヴィーノの台詞は一言一言が楽しすぎます。
それと、1932年の話でいいとこ見せたラックが…… 何か変な方向にキャラ付けされてしまいましたねぇ。ほのぼの。

シリーズとして未来と過去を行ったり来たりしてるんで一部その先が既にこれまでの巻で明かされてる部分なんかもあるんですが、今回はそれらを上手いこと使いながら大きな話に持っていきましたねぇ。既に購入済み何で先の長さは理解してますが次は3冊に渡る大長編に入ります。うわぁ、やべぇ、楽しみ。

とまぁ、そんな訳で次は『バッカーノ! 1934 獄中編 Alice In Jails 』です。