町田双路・著、五十嵐あぐり・イラスト、スクウェア・エニックスノベルス。
7月14日(月)読了。

室江高校剣道部の面々は、キリノの号令一下『伝統の合宿』を行っていた。
先ずは道場の大掃除。用具室の掃除を担当し不要品を整理していた都は、一本の古びた竹刀を発見する。
雲竜の模様の付いた鍔が印象的で、握ると不思議としっくり来る。
でも、やはり余りの年代物。不要品として捨てることに決めてゴミ処理場へと持って行く。
しかし、その後、キリノ達から呪いの竹刀の噂を聞かされて……

とまぁ、そんな感じでいつもの室江高校の面々、特に都を中心とした合宿話でした。うん、原作の雰囲気がよく出ていて楽しめる御華詩でした。ドタバタながら、プロットがしっかりしていて押さえるべきは押さえた内容で安心して読めます。こういうノベライズは当たり外れが多いんですが、これは当たりですねぇ。ミヤミヤが優遇というか不遇というかそんな感じで、ファンの方には嬉しいかも知れません。意外な一面というか、そう言うモノが見れるかもしれません。その後の安全は保証しかねますが。

そんなところで、次は『神曲奏界ポリフォニカ メモワーズ・ブラック』です。

小説 BAMBOO BLADE 合宿と呪いの竹刀 (ヤングガンガンノベルズ)

町田 双路
出版社:スクウェア・エニックス
発売日: 2008-02-29