おかゆまさき・著、とりしも・イラスト、電撃文庫。
6月13日(土)未明読了。

ある夜、コンビニで織人が立ち読みをしていると、妹から電話があった。
こんな遅くに来客という。それも、巫女さんだと言う。
そうこうする内に、目の前のガラス越しに見える麗しき巫女の姿。
それは遥奈原初雪。
コンビニの扉をくぐり駆け込んだ彼女は、しかし何故か突然逃げ出してしまい……

可成り間が空いてしまった気がしますが、勢いを取り戻した第二巻というところですな。
思わせ振りな表現が多いと思ったら実はプロット立てずに書いてみたとか…… まぁ、その方がいい感じにも思えました。ふざけた内容の割に真面目な作者らしいというか。前巻は何だったのかというぐらいノリがよくなっています。というか、三人称一冊しか持たなかったんですね(;^^) でも、キャラも増えて立ち位置もしっかり出来て、シリーズとしての地盤が固まったようにも思えるので次に期待です。

てなところで次はアニメ化カウントダウンのこの時期に『偽物語 下』です。

森口織人の陰陽道〈巻ノに〉 (電撃文庫)

おかゆ まさき
出版社:アスキーメディアワークス
発売日: 2009-05-10