里田和登・著、国道12号茶・イラスト、このライトノベル文庫がすごい!文庫。
8月19日(日)読了。

とある事情からコンテンツとして高レベルの情報公開を強いられているユイガ。
その隠された秘密を知り、彼女を救った自身もコンテンツである祭。
二人は、ユイガの配信により傷ついてしまった夕菜を見舞いに訪れるが、夕菜の友人達に門前払いにあってしまう。
どうにかして夕菜と仲直りしたいユイガに協力する祭だったが、その過程で看過できない事件が起きて……

IPI症候群《クローラ》という情報依存症患者の為に、自らの生活の一部をネットにライブ中継するコンテンツ。そんな存在が当たり前の世界での、ちょっとした歪みの物語。
ただ、ちょっと間が空いたのもありますが、今回の事件は何が起きてるのか今一分かり辛かったような(;^^) 終盤の残酷な事実は確かにそうなのですが、そこに至るまでがちょっと冗長だったかなぁ、と思わないでもなかったり。でも、この世界観自体は非常に興味深いものだと思います。

てなところで次は『異能バトルは日常系の中で』です。