西尾維新・著、 VOFAN ・イラスト、講談社 BOX 。
2月19日(水)読了。

夏休みが終わっても、阿良々木暦は未だ登校できていなかった。
流石に、恋人も友達も心配し始めるで在ろう頃、彼は臥煙伊豆湖の依頼で彼女の姪に当たる神原駿河との渡りを付けるべく、あの学習塾跡で待ち合わせていた。
暦の申し出を断る神原ではない。張り切って待ち合わせ場所に現れた彼女であったが、そこに更に現れた闖入者。
鎧武者。
それは、過去からの、来訪者……

やっぱり出た中巻。時系列が行ったり来た利ですが、今回は『傾物語』と『鬼物語』を補完する物語ですな。サブタイトルから何の話かは見えますが、シリーズ完結へ向かって、そこにちゃんと決着を付けておいたのはいいですな。
まぁ、それはそれとして引っ張りつつもある意味バレバレっぽい忍野扇の謎は次回で明かされるのか否や。長らく追い掛けていたシリーズでありますが、終わりまで楽しみにしたいと思います。

てなところで並行して読んでたので次は『うちの居候が世界を掌握している!4』です。

終物語 中 (講談社BOX)

西尾 維新
出版社:講談社
発売日: 2014-01-29