田舎だちま・著、飯田ぽち。・イラスト、富士見ファンタジア文庫。
2月15日(木)読了。

母親同伴の冒険を繰り広げる真人達の元に届いたカジノの案内。
賭け事をよくは想わないであろう母親の目を盗んでどうにかカジノで儲けたい真人達は一計を案じる。
かくして、真人の犠牲の下、ワイズ、メディ、ポータの三人はカジノへと赴いたのだが……

思春期男子としては拷問に近い責め苦に喘ぐ勇者真人の物語第四弾。
相変わらず、ヒロインたちがヒロイン扱いされてないというか、お母さんがヒロインというか。
ワイズもメディもポータも魅力的なキャラの筈が、全てを喰う母親強い。
物語的には、敵組織の新たな四天王が出てきたり、アレがアレしてたりで裏で不穏な動きもありそうな感じですが、それでもまぁ、お母さんがいれば大丈夫そうに思えてしまう、そんな御華詩ですな。
で、次はジャンプ漫画的な方向に進むのか……楽しみにしたいと思います。

てなところで次は『中古でも恋がしたい!11』です。