日日日・著、三月まうす・イラスト、MF文庫J。
12月26日(月)読了。
読んだ感想は、えぐい話。でも、その状況下に於けるグリコの心理描写が良いですね。
ただ、読んでて余りにも既視感を覚える手法に若干辟易としつつ。どうにも某シリーズというか某氏を思い出してしまいます。別にこれはパクリでも無く時代のトレンドなんでしょうが、折角全体として聖書をモチーフとした世界観とか林檎のあり方に関する考証とかについて非常に深みが出ているところに若干チープさを感じてしまいました。
まぁ、こんな偉そうなことを言いつつも面白かったことに変わりないどころか、続きが楽しみで仕方なかったりします。

とまぁ、そんなところで、54冊目もつつがなく終わり、次は気分を変えて気軽に読める『彼女はミサイル 2』です。多分、東京へ向かう新幹線で読むことになるでしょう。