西尾維新・著、集英社。
8月10日(木)、浅草のビジネスホテルにて読了。
うん、何かミステリーらしいミステリーですね。

今作は、メインが南空ナオミとLが原作中に名前が登場した『ロサンゼルスBB連続殺人事件』を解決する顛末が描かれています。よって、ほとんどデスノートは関係なかったり。そして、原作モノのノベライズで上手い手を使っています。これは読んでのお楽しみですが、利用できるモノは利用する西尾維新は流石ですね。あと、謎解きに愛と勇気と希望が絡んできたところは笑えました。そういったユーモアも含みつつ、冒頭の通り、ミステリとしての体裁が思いの外整った作品でした。まぁ、ネタバレしないように詳しくは書きませんが読みようによってはミステリ入門としても使えそうな部分もありました。

とまぁ、ラノベに割り込んでのハードカバーでしたが、次は予定通りに『腐敗の王』か、もしかすると同じく西尾維新ノベライズによる『xxxHOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル』かです。どっちが先かは列の具合によりますね(;^^)