本田透・著、うろたん・カット、集英社スーパーダッシュ文庫。
9月7日(木)読了。
引力、即ち愛。

っていきなりジョジョネタですが、読めば的はずれなネタでもないことがお解り頂けるかと。いやいや、これは思いがけずいい御華詩でした。なんだろう、騙されてる気もするのですが、過去と現在を上手く繋げて、その中でヒカルの成長も描いて、本当にジャンプ黄金期のノリを出そうとしている感じでそれに成功しています…… って、強引な伏線の回収とか広げすぎた風呂敷の無茶なフォローもその範疇ですね。
上巻から引き続き、歴史上の人物達の使い方が非常に面白いです。無茶苦茶なようで全く間違ってないところが。何というか、主にオカルト方面で実に多方面の要素が取り入れられていてそういったのが好きな人はニヤリとするところが多いですね。

そんなところで次は『エトセトラ上等。』です。