鎌池和馬・著、灰村キヨタカ・イラスト、電撃文庫。
10月22日(日)読了。
前回の大覇星祭編後、学園の後日談が来るかと思いきやいきなりイタリア旅行。序盤の旅行があたった幸運を疑い続ける彼の姿がなんともいえません。まぁ、勿論そんな楽しい旅行なんてあるわけが無いのですが。
今回は、そんな訳でイタリア編。イタリアと言えば十字教の勢力が強い地という訳でローマ正教絡みの人達がこぞって再登場しています。更に、前の時に敵対していた天草式の面々とかも。つか、当麻はフラグ立てすぎでそりゃインデックスも気が気じゃないでしょう。

そんな感じで新キャラ少なめですが、やはり熱い。特に今回は当麻に影響されたのか『法の書』絡みの時には護るべき対象だったオルソラの活躍が素敵です。そうか、信仰の無い人に教えを説くのが仕事なんだから、そりゃこの能力は納得です。相変わらず熱い当麻はともかく、今回の功労者はオルソラでしょう。つか、色んな今までの設定の使い方上手いですねぇ。色んな人の魅力再発見で当麻のフラグが立ちすぎてこの先どれだけ噛みつかれるのかが見物です(;^^) って本命は誰なのか今一分からんままオイシイヒロインをばっさり切るのがこの作品の見所なので、恐らく次は美琴なんですが果てさてどうなるか……

とまぁ、そんなところで、次は『SHI-NO -シノ- 天使と悪魔』です。