魁・著、桐野霞・イラスト、一迅社文庫。
11月29日(土)読了。
恭也とキョウの乗る通学バスがバスジャックにあった。
人質に取られたココロを救おうとした恭也の無茶でどうにかバスジャック犯を撃退するが、逃亡の際に対向車に跳ねられてしまう。
そこに現れたのは二人もよく知る死神だったが、何故か肉体から切り離される筈のバスジャック犯の魂は残ってしまい……
ほぼ1年ぶりの続刊ですな。前回の伏線から一気に話が広がった感じですな。
何か、ココロが大変なことになっているというか、やるせない方向に進んでいるというか。
恭也とキョウの関係を通じて描かれる、死神と人間のあり方の違い、その中でのキョウの葛藤。他の死神との確執。
風呂敷が広がってきましたが、今後どうなるのか? まだしばらくは続きそうなので楽しみにしたいと思います。
てなところで次はいつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌でおなじみの『這いよれ!ニャル子さん3』です。