岩波零・著、異識・イラスト、 MF 文庫 J 。
10月26日(火)読了。

ひょんなことから命がけで氷柱を救うこととなった萌える太こと萌太。
お互い憎からず思いつつもあと一歩が踏み出せない二人。
そんな状況に、氷柱の父が妙な提案をしてくる。
子煩悩な筈の彼が、条件次第ではゴールデンウィークの最後に氷柱と二人で旅行に行ってもよいと言うのだ。
何か裏があると想いながらも、その条件に従う萌太だったが……

ゴミ箱を巡る物語も遂に完結!
妖怪の考証が中々楽しい御華詩でしたが、それも順当なところに落ち着いた感じですな。
しかし、四冊も読んでいるとゴミ箱に入っている主人公が普通に見えてくるのですから、人間の順応力とは凄いモノです。
あと、どうしても主人公とは相容れない部分が出てしまったのが残念。なんてことを幼馴染みに言いやがりますか、この萌える太は!
てなところで次は『みにくいあひるの恋4~哀しみのない自由な空へ~』です。

ゴミ箱から失礼いたします 4 (MF文庫J)

岩波零
出版社:メディアファクトリー
発売日: 2010-08-21