葉村哲・著、ほんたにかなえ・イラスト、 MF 文庫 J 。
12月16日(木)読了。

ゲーム同好会。
それは、クラスメート森塚一乃の秘密を知ってしまった白崎宗司が彼女と交わした契約の場。
二人、共にあることが彼女の助けになると信じた宗司が選んだ選択。
だが、そこで繰り広げられるのは……
益体のない日常だった。

これは、いい。
中二的ルビ使いまくりの異能が出てくるんですが、日常系。
これ、混ぜちゃったらどうなるのか? そんな実験的な部分もありますが、私には結構ツボでした。
ただ日常を送る中で、どこかで異能の在り方が気になって、それがいいアクセントになっています。
そうして、ラストで明かされる事実で色々とやられた感じ。
なんだろう、ありそうでなかった雰囲気が楽しいですねぇ。

てな訳で、引き続き『おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 その2 さよならの週末はささやかな終末』です。