アサウラ・著、柴乃櫂人・イラスト、集英社スーパーダッシュ文庫。
7月3日(火)読了。

新年。佐藤たちHP同好会の面々は、合宿で雪国を訪れていた。
勿論、現地のスーパーでの活動もあるが、今回は遊び半分。
槍水先輩や彼女についてきた茉莉花、そして、白粉花と共に過ごすロッジで、妄想を膨らませる佐藤。
そんな彼を阻止する白梅様。
そして、彼を狙う白粉花。
ある意味、いつも通り流れで楽しい時を過ごす彼は、まだ知らない。
その先に待ち受ける、HP部の過去を……

表紙に真希乃が出てきて眼鏡分もばっちりな本編9巻!
今回は、HP部の過去と現在を繋ぐ、中々に熱い御華詩でありました。
そして、色々な意味で佐藤の変態ぶりに磨きが掛かってたりも(;^^)
また、白梅様が何気に巻を追うごとにヒロイン的になってきてたり、白粉が魔物じみてきたりも楽しいですな。いや、今回白粉の狼としての優れた一面も見れたりもしますが、やっぱり白粉は白粉だったので安心です。更には、地域的に真希乃の出番もあったりして、密度の濃い物語でありました。
で、茉莉花については……ノーコメント。それは、読んで感じましょう。

てなところで次は『前略。ねこと天使と同居はじめました。六匹目』です。