葉月双・著、駒都えーじ・イラスト、GA文庫。
8月28日(火)読了。
第四回GA文庫大賞奨励賞受賞作。
四方がエネルギーフィールドで閉ざされた地。
閉じ込められた人類は、限られた領土を争う戦争を百年以上も続けていた。
戦乱の中、一八〇年以上を生きるアギス軍のエース。
魔女と呼ばれる彼女に助けられ、憧れ、愛するレスティ・ヴァーナが、彼女と同じ舞台に配属される。
それは、破滅的な愛の始まりで……
ふむ、なんというか80年代のOVAを観終わったような気分になりました。最近のライトノベルとは一線を画すような雰囲気を持っていますが、懐かしいのが一周回ったような、そんな印象もあります。
一応ロボットモノではありますが、そこは余り重要ではないというか、絶望的な世界観で、壊れないと生きていけない人々の物語、と言ったテイストでありましょうか。なんとも言えない読後感でありますな。
てなところで次はガラッと気分を変えて『のうりん4』です。