田尾典丈・著、ぶーた・イラスト、ガガガ文庫。
12月28日(木)読了。

再会したのも束の間、現実で行方不明となった希。
彼女を求める”スバル”の仲間達は、やがてリユニオン内で彼女と再会することになる。
だが、そこにいたのは。
かつての彼女とは全く異なる残虐な少女で……

リアルとゲームが交錯する物語も佳境の第5弾!
ようやく仲間が揃うかというところでの壁ですな。前巻であんまりにもあんまりだった希のための物語であり、ようやく世界観の核心に触れていく内容でもありますな。
“グノーシス”が本格的に動き出してきたのですが、どうしても『ゼノギアス』を思い出し『ゼノサーガ』へと至り、眼鏡は大切だと即座に連想が繋がるので、希はやはりめがねっ娘であるべきだと強く思うのです。貴法表紙がいけるなら、めがねっ娘表紙もきっといけるんです。
ネタバレを回避しようとしたらなんか完璧な論理展開でめがねっ娘へと至るのはごくごく自然な流れでありましょう。

てなところで、次は『七星のスバル6』です。

七星のスバル5 (ガガガ文庫)

田尾典丈
出版社:小学館
発売日: 2017-03-22